明日は朝から会議があって早起きしたいのに眠れない、体は疲れているのに目がさえて眠れない…。そんな経験は誰でもあるのではないでしょうか。
眠りたいのに寝付けないというのはとてもストレス。仕事や学校ではよく眠くなるのに、本当に眠りたい時に限ってうまくいかないものです。
眠れない夜にぜひ試してほしい、眠りにつくためのコツをご紹介します。どれも手軽なので、ぜひ試してみてくださいね。
眠れない夜に試してみたい対策・対処法
ぬるめの湯船につかって体温を下げる
人間の身体は、体内の温度が下がると眠くなるようにできています。
本来、人は夜になると自然と体温が下がるようになっていますが、不規則な生活やストレスで下がりにくくなることがあります。
そんなときは、ぬるめのお風呂がぴったりです。寝たい時間の1時間前までに、38度程度のぬるめのお風呂に入りましょう。
汗が引くころに布団に入ると、ちょうど体内の温度が下がるので、入眠しやすくなります。
寝る前のスマホやパソコン、音楽をやめる
寝る前に布団でごろごろしながら、スマートフォンやパソコンをいじったり、音楽を聞いたりする人も多いと思います。
しかしこれらのデジタル機器から出ている「ブルーライト」は眠りを妨げる作用があると言われています。
スマートフォンなどはディスプレイを見るだけで、脳は興奮状態になってしまうのです。
できれば眠りにつく1時間前くらいまでには、すべての機器をオフにして手放しましょう。また、眠れないからといって、ベットの中でスマホをいじるのはやめにしましょう。
興味のないこと・面倒なことをする
学生時代、テスト勉強をしているときや授業中に、眠くなった経験はありませんか?
眠れない時は、興味のないことや面倒くさいと思ったことをしてみましょう。例えば、難しい本を読んだり、興味のないテレビを見たりするなどです。
脳は興味のないことや単調なことに対して反応しなくなり、自然と眠気がやって来ると言われています。
悩みや考えごとを頭から追い出す
仕事で課題を抱えている、人間関係がうまくいかないなど、悩みや考えごとや不安があると、脳が緊張して眠れなくなってしまうことが多いです。
布団に入ると考えごとが始まってしまうことも多いですが、夜に考え始めたことや思い詰めたことは、夜のうちには結論が出ないことが多いものです。
無理に答えを導こうと考え込むよりは、いっそ頭を空っぽにして心を落ち着かせましょう。
思い切って布団から出る
眠れないのにいつまでも布団の中で格闘していると、ツボにはまってしまうことも多いです。
なかなか眠気が来ない場合は、思い切って起き上がってみましょう。
気分転換をしてリラックスするために、ホットミルクを飲んだり、ストレッチをしたりするなど、静かに過ごして、一度リセットしましょう。
おわりに
眠ることが苦手な人は、布団の中で考えごとをしやすい人が多いようです。
そういう方は、布団に入ったら頭を空にして何も考えないようにする習慣をつけると良いかもしれません。
また、寝る前の行動をある程度決めて習慣化することで、うまく眠るための必勝パターンを作ることも効果的です。