夫が転勤族だと、その妻はなかなか一つの仕事を長く勤めることが難しいもの。
頻度が高い会社だと1〜2年くらいで移動になる場合も多く、子供もいればより一層仕事選びが難しくなってしまいます。
そんな中、いま、「クラウドワーカー」として自宅で働く人が増えています。
転勤族の妻でも働けるクラウドワーカーという働き方は、いったいどんなものなのでしょうか。今回は、そのお仕事スタイルやクラウドワーカーとして働くメリットをご紹介します。
クラウドワーカーとは?
クラウドワーカーとは、データ入力などの簡単なPC作業や翻訳、WEBサイトの記事の執筆、デザインなどのお仕事を受注し、自宅でお仕事をする人のことです。
こうした「クラウドソーシング」という働き方は、育児や介護で長時間働けない主婦や、夫に転勤があり、長期間一つの会社で働くことのできない主婦の間に広がりつつあります。
お仕事スタイルは?
基本的には自宅で自分のパソコンを使ってお仕事をします。
人によっては、図書館やカフェなどのオープンスペースやコワーキングスペースを利用する人もいます。
お仕事をする時間や場所は自由なので、会社員など本業を持ちながら、副業として収入を得ている人もいます。
主に「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトを利用してお仕事を受注する人が多いですが、スキルや経験がある人は、自分で企業と交渉し仕事を得ることもあります。
普通に会社に勤めた場合のお仕事に比べて、報酬は低めですが、働く場所や時間にとらわれないこと、仕事量を自分でコントロールできることから、人気を集めています。
クラウドワーカーとして働くメリットは?
クラウドワーカーという働き方は、「少しでも社会とつながりたい」「収入を得たい」という主婦のニーズにマッチしています。
特に転勤族の妻は、数年おきに転勤を繰り返すことが多く、友人づくりや地域のコミュニティになじむまでに時間がかかります。
また長期間継続して働くことが難しいので、短期間のスパンで仕事量を調整しながら働けるクラウドワーカーは魅力的です。
こうした理由から、夫の転勤などで自分のキャリアを断念せざるを得なかった主婦たちに熱い支持を得ているのです。
また、子供が小さいうちは、子育てをしながら自宅で仕事ができるというところも、クラウドワーカーとして働く大きなメリットです。
クラウドワーカーになりたいと思ったら?
まずは大手のクラウドソーシングサイトに登録しましょう。大手のクラウドソーシングサイトは以下の2つが特に有名。
クラウドソーシングサイトにはさまざまなお仕事がありますので、自分のスキルに合ったものを選んでください。
文章を書くのが得意ならライティング、ネット検索得意ならデータ収集などがおすすめです。デザインや翻訳のスキルがある方は、より専門的なお仕事ができます。
はじめは単価が低いと思うかもしれませんが、お仕事を継続しスキルアップしていけば、どんどん報酬が上がり、難しいお仕事も受注できる可能性が広がります。